【腰痛に効く!】お尻の筋肉が原因で起こる腰痛の対策ストレッチ

腰痛に悩まされる方は年齢を問わず多くおられると思います。
腰痛になる原因は複数ありますが、原因の一つとしてお尻の筋肉が硬くなってしまっていることがあげられます。
さらに腰は無意識のうちに負担がかかってしまうので、痛めてしまったら中々治りずらいものです。
今回はお尻をほぐすことで腰痛の対策となるストレッチを紹介します。
1.腰痛とお尻の筋肉の関係

腰痛とお尻の筋肉になぜ関係があるのか?
それはお尻の筋肉には体を真っすぐに立たせるといった重要な役割があるからです。
しかし、お尻の筋肉は大きな筋肉が集中しているため凝りやすくなっています。
さらに体を真っすぐに立たせるお尻の筋肉が凝ってしまうと、姿勢が悪くなり腰に影響がでてしまうのです。
その他にも、歩く際に股関節にかかる負担を吸収するといった役割もあります。
なので、お尻の筋肉が固まってしまっている場合、上手く負担を吸収することができずその結果、腰にも負担がかかってしまうのです。
■お尻を構成する筋肉
・大臀筋
お尻の中で一番大きな筋肉
・中臀筋、小臀筋
脚を横にあげたり、股関節を支える筋肉
・梨状筋
股関節の動きをサポートする筋肉
これら4つの筋肉でお尻は構成されています。
また、この中で最も大きな筋肉である大臀筋は、日常生活の中で大きく関わるので、そこが凝ってしまうと疲労が溜まりやすく怪我の原因にもなります。
2.凝りをほぐすお尻ストレッチ

実際に行える効果的なお尻のストレッチをそれぞれの筋肉毎に紹介します。
自宅でも簡単に行えるので実践してみてください。
■大臀筋ストレッチ
1.床に座り、手を前につき片足を曲げてお腹の下に持ってきます。
2.体が丸くならないように胸を張り、逆脚は後ろに伸ばします。
3.ゆっくり息を吐きながら前に向かって上体を倒していきます。
4.曲げている方のお尻が伸びているのを感じたら約20秒間キープします。
5.脚を入れ替えて繰り返し行います。
■中臀筋、小臀筋ストレッチ
1.椅子に座り片足を曲げて逆脚の太ももにのせます。
2.ゆっくり息を吐きながら上体を前に倒していきます。
3.曲げている方のお尻が伸びているのを感じたら約20秒キープします。
4.脚を入れ替えて繰り返し行います。
■梨状筋ストレッチ
1.床に座り後ろに両手をつきます。
2.両ひざを立てた状態から片足を一歩外に広げます。
3.逆脚の膝を内側にゆっくり倒していきます。
4.倒した方のお尻が伸びているのを感じたら約20秒キープします。
5.脚を入れ替えて繰り返し行います。
まとめ
お尻の硬さは腰に大きな負担をかけてしまいます。
ストレッチをしてほぐすことで、腰痛の予防になるので定期的に行うようにしましょう。
また、腰痛に限らず冷えやむくみなどにも効くことからダイエットをされる方にもおすすめです。
お尻のストレッチは良いことづくしですのでしっかり行っていくことをおすすめします!
激しい運動や筋トレをされる方は、お尻だけでなく全身ストレッチすることも大切です。